購入時の諸費用を教えて下さい。

不動産を購入する場合、広告等に掲載されている販売価格の他に各種諸費用が掛かります。一般的にどの様な費用が掛かりますか?

諸費用は、購入内容や種別により変わります。一般的なものを以下にご説明しますので、不動産会社やハウスメーカーの担当者に確認してください。

◆印紙税

・売買契約書に購入物件の金額に応じて貼ります。

◆仲介手数料

・売主と買主との間で不動産会社が売買の媒介(仲介)を行う場合に必要です。国土交通大臣が仲介の報酬額を定めています。

◆登記費用

・中古住宅や土地の場合は所有権移転登記・新築の場合は建物表示登記と保存登記の手続きをする際に掛かる司法書士の報酬と登録免許税などが登記費用にあたります。また、住宅ローンを組む場合は抵当権設定登記が必要です。

◆借入費用

・住宅ローンを借りて不動産を購入する場合、借入時に事務手数料・保証料・金銭消費貸借契約時の印紙税などが掛かります。各銀行により金額や取り扱いが違いますので、金利なども併せた比較から一番有利な金融機関を選択してください。

◆火災保険

・建物の購入時に住宅ローンを組む場合に必要です。金融機関が担保保全(質権設定)の為に加入を条件(強制加入)とします。加入内容も借入全期間の長期なので保険料も高額になります。

◆公租公課清算金

・不動産売買の当該年度に掛かる固定資産税・都市計画税を売買日を境に清算します。マンションの場合は、これに加え管理費・修繕積立金も日割り清算します。

◆不動産取得税

・売買の完了数ヶ月後に都道府県より請求が来ます。軽減措置を受けられる不動産の場合は、小額で済むことも多いですが、適用外の場合は何十万円単位になります。

◆その他

・引越し代、カーテン代等の住むために掛かる費用。水道負担金・設備負担金・公共下水道の受益者負担金・測量代なども土地を利用する為の費用も掛かる事があります。

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